Supply Chain Asia Forum 2019 にて「Supply Chain Innovation of The Year」を受賞 黃仁安氏に名誉院士を授与
2019-09-23

シンガポール「Supply Chain Asia Forum」授賞式は11日を持って開催されました。CTWは「Supply Chain Innovation of The Year」を受賞しました。それに創業者の黃仁安氏も「名誉院士」という名誉ある称号を授与されました。CTWは台湾唯一受賞した物流業者です。

「Supply Chain Asia Forum」は2006年から開催され、今年は「Excellent Supply Chain CEO of The Year」賞、「Excellent Air Forwarder of The Year」賞などの賞が授与されます。その中「Supply Chain Innovation of The Year」賞は革新的な能力を持つ物流業者に授与します。そして、「名誉院士」は物流業界で25年以上の経験があり、経営管理が15年以上の経験のある両方とも備えたエキスパートだけに授与します。

今年CTWは「Supply Chain Innovation of The Year」賞を受賞したことは、台湾物流業界のグローバル化の作業効率が国々に認められたことを物語っています。Logi-Intelligenceサービスプラットフォームを通じて「サプライチェーン・コントロール・タワー」というコンセプトを実現し、輸出入作業を改善しました。さらに、顧客の指示とサプライヤーの日程を統括し、輸出入状況を追跡、分析することによって、国際顧客の満足度や信頼度向上に繋がります。

また、台湾の物流業者が独自開発した「輸配送管理システム」(TMS)、「トラックヤード管理システム」(DDMS)は、共同配送に必要な配送記録を漏れなく把握することで、運送効率向上というメリットだけではなく、財務的作業もある程度省けます。さらに、倉庫進出予約制度の設立により、フリート管理システムの改善や貨物の積卸作業効率向上などのメリットがもたらしています。

黃仁安董事長は、革新と効率の最適化が受賞の鍵であることを強調しました。産業移転、国際競争、中国の台頭、米中貿易戦争などの課題に臨んでいる台湾の物流業界は今までのない厳しい時期に直面しています。そのため、時代に遅れないようにするには安全とリスク管理に対する意識を高く保ちながら、技術革新をし続けることが大事です。